施工例ご紹介 チェーンブロックレール撤去工事
こんにちは。
スチール工房 はまぐちまさるです。
今年は一瞬だけ寒い時期があった気もしますが、すでに春のような気候になっていますね。
花粉症持ちの私は早くも花粉症の症状が出始めており怯えているところです。
さて今回は、またしても直近の施工例をご紹介させていただきます。
今回は塗料会社さんからのご依頼で、
『工場内にある使われていないチェーンブロックレールを撤去したい』というものでした。


クレーンが通る動線にチェーンブロックレールがあり、
クレーンとレールで接触する可能性がある非常に危険な状況でした。
今回の撤去工事にあたって難しい点は下記の通りです。
①塗料を多く取り扱っている倉庫で、門型の切断作業が必要。
②工場内クレーンとチェーンブロックレールの間の空間が狭く、クレーンを使用できない。
③クレーン車で作業するにあたって天井との距離が近く、慎重な作業が必要。
まず門型の撤去ですが、門型をそのまま撤去してしまうとレールが落下してしまうため、
レール下にレールを支える単管足場を設置し、その状態で門型を切断しました。
また、門型の切断方法としてはガス溶断を選択しましたが、
周囲の塗料缶に熱が加わったり熱せられた鉄片が飛び散ることで爆発が起こる危険があるため、
周囲は防炎シートで厳重に覆い切断作業を行いました。
門型の撤去後はクレーン車によってチェーンブロックレールを吊るし撤去しますが、
レール上部と天井の空間が狭いため慎重に作業を行いました。
撤去後の写真がこちらです。


チェーンブロックレールが撤去され、クレーンの動線が確保できました。
今回のように、狭い場所でのクレーン車作業や危険な場所でのガス作業等のご相談も
スチール工房ではご相談を承っております。
今回ご相談をいただいた企業様からは、
『他では断られるような作業や製作でも親身に対応してもらえる』
とご好評をいただいています。
※今回も作業後に新たに『安全対策用の作業台の設計・見積』をご依頼いただきました。
スチール工房では金属製品の製作だけではなく、
今回のような解体工事、現場での設置、溶接作業員やクレーン車作業員の派遣なども行っています。
金属製品だけではなく、木材屋さんとの付き合いもあるため木製品の製作をすることもあります。
『日常生活の中でこういうものがあればいいな』
『こういった作業をしたいけどできる人がいない』
などの様々な悩みに対応していますので、お気軽にご相談してみてくださいね。
スチール工房 はまぐち まさる
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